TOEIC対策学習を行っている人のなかには、「TOEICの問題集は重たいから持ち歩きたくない」「スマホで気軽にTOEIC対策を行いたい」という方も多いのではないでしょうか。
そんな方には、TOEIC演習問題が行える無料スマホアプリ「Rep∞t(リピート)」を使って学習するのがおすすめ。
「Rep∞t」では、実際のTOEIC試験に近い形式で問題を解きながら、TOEIC対策をすることができます。
この記事では、Rep∞tの評判や使い方、メリットとデメリット、さらにはRep∞tを使って効果的に学習を行うコツについても、詳しくご紹介していきたいと思います。
TOEIC対策にとても効果的なアプリなので、是非この記事を参考にしながら、Rep∞tを活用してみてくださいね。
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Rep∞tの口コミ・評判まとめ
まずは、Rep∞tについての良い口コミ・悪い口コミを両方調べてまとめました。
Rep∞tの良い口コミ・評判
Rep∞tを実際に使って英語学習をしている人による、Rep∞tの良い評判やレビューをSNSやApp Storeでチェックしてみました。
「Rep∞t」というアプリがすごく使いやすくて、TOEIC対策で重宝しています。
勘で答えた問題にチェックをつけておける機能がすごく便利。
チェック機能があるおかげで、自信がないものや理解が浅い事項を曖昧な状態のままにせず、きちんと突き詰めて学習することが出来ています。
また、模試形式で解くことが出来るので、実際にTOEICの本番試験を受ける時の緊張感や時間制限の感覚を体感できるところも気に入っています。
Rep∞tを使って学習している人による、多く見受けられた意見は以下の通りでした。
- 本番試験と同じように解けるのが良い
- タイマーもついている
- 勘で解いた問題にチェックをつけておける
- 解説が丁寧
- 空き時間でTOEICの本格的な対策が出来る
- 解いた模試問題の振り返りが行いやすい
- 書籍のTOEIC模試問題集を買うよりコスパが良い
- アプリの使い勝手がよく学習しやすい
Rep∞tの悪い口コミ・評判
Rep∞tの口コミはほとんどが良いものでしたが、一方で僅かながら、以下のようなマイナスなレビューも見受けられました。
- パート7の文字が少し小さくて見にくい
- データが消えてしまうことがある
このようなマイナスレビューも見受けられましたが、「アップデートのたびに使いやすくなっている」というレビューも見受けられたため、今後まだまだ改善されていくことに期待したいところですね。
実際に試してみた私が教えるRep∞tのメリット3選
ここからは筆者がRep∞tを実際に使用して学習してみて感じた、Rep∞tを使って学習する主なメリットを、3つ挙げていきたいと思います。
①TOEIC本番試験を想定した模試演習が可能
数多くのTOEIC学習アプリがあるなかでも、全パートのTOEIC問題を模試試験のように、通しで解くことが出来るアプリはあまり多くありません。
Rep∞tでは、TOEICに出題されるパート1〜7までの問題を一通り通しで解くことができるため、本番試験を想定した学習を行うことが可能です。
本番試験と同じように問題を通しで解くことで、時間制限の感覚、緊張感などに慣れることができるため、特に試験直近の学習には非常に効果的です。
実際に一つめの模試問題を解いてみましたが、問題の質・難易度も本番試験にかなり近く作られているように感じられました。
②書籍のTOEIC模試問題集を購入するより断然コスパが良い
テスト2回分の演習問題(合計問題数400問)が含まれている最新のTOEIC公式問題集の価格は、税込み3,300円です。
一方でRep∞tでは、残りの模試をセットで全て購入した場合、たった600円という低価格で、テスト5回分もの演習問題(合計問題数1000問)に取り組むことが可能。
セットではなく個別購入する場合も、テスト1回分を240円で購入できます。
Rep∞tにはその他のオプション課金は一切ありません。
書籍を買うよりも断然安い値段でより多くの演習問題を解けるうえ、スマホ一つで気軽に学習できるという利便性も兼ねそえていることを考えると、かなりお得ではないでしょうか。
③リスニング音声スピードの切り替えが可能
Rep∞tでは、パート別に問題を解く際や、間違えた問題を解き直しする際に、リスニング音声のスピードを0.6倍速・1.0倍速・1.4倍速の三段階から選んで変えることが可能。
苦手な問題の音声は一度0.6倍速でゆっくり聞いてみたり、得意なパートの問題では1.4倍速にして聞いたりすることによって、より効果的にリスニング対策をすることが出来ます。
④隙間時間を活用して解くことが可能
Rep∞tでは、本番試験と同様に2時間の時間制限のなかで、模試演習問題を解くことが可能です。
とはいえ、特に働く社会人の方など、2時間というまとまった時間をなかなか取れない人もいるでしょう。
Rep∞tでは模試演習問題を解いている最中に、途中まで解いた解答データを保存した状態で、一時中断することも可能です。
問題を途中でいったんストップさせたい時は、右上にある時計のようなアイコンを押して、「データを保存して中断」を選択すれば、あとで続きから再開することが出来ます。
隙間時間ごとに1パートずつ解き進めようにすれば、忙しくてなかなか学習時間が取れない方でも、模試に最後まで取り組むことが出来るでしょう。
実際に試してみた私が教えるRep∞tのデメリット2選
Rep∞tは、TOEIC対策に非常に効果的なアプリですが、場合によってはデメリットになるかもしれない点も少しありましたので、デメリットについてもお伝えしておきます。
①2つ目以降の模試を解くには課金が必要
Rep∞tでは、1つめの模試(問題200問分)は無料で解くことが出来るのですが、2つ目以降の模試に関しては課金が必要になります。
完全無料で全ての模試を使えるものだと期待していると、がっかりしてしまうかもしれません。
※Facebookにてシェアをすると、二つ目の模試も無料で解くことが出来ます。
とはいえ、メリットのところでもお話したとおり、Rep∞tではテスト5回分の模試問題をたった600円でセット購入可能。
書籍のTOEIC模試問題集を購入するよりも、Rep∞tのコスパは断然良いです。
加えて、Rep∞tなら学習のために重たい問題集を持ち運ぶ必要は一切ありません。
アプリ一つで学習が完結してしまう利便性も考慮すると、Rep∞tのコスパはかなり良いと言えます。
②パート3・4のグラフィック問題が含まれていない
Rep∞tには、TOEICリスニングセクションのパート3・4で出題されるグラフィック問題が収録されていません。
グラフィック問題とは、音声を聴き図表を見たうえで設問に答えるタイプのリスニング問題で、TOEICが新形式に変わってから新たに追加されました。
少し残念な点ではあるものの、実際の試験でもグラフィック問題の出題数はごく僅か。
また、グラフィック問題は難易度が高いため、中・上級者意外の方は通常形式の問題をしっかり解けるように攻略することを優先すべきです。
ある程度スコアが上がってきた段階でさらに高いスコアを目指すとなった際は、別の問題集などを使ってグラフィック問題を解く練習を行うと良いでしょう。
Rep∞tをおすすめしたい人の2つの特徴
「こんな人にはRep∞tを使った学習がおすすめ」という特徴を2つあげます。
①模試形式でTOEIC問題を解いてみたい人
Rep∞tの最大の特徴は、TOEIC問題を全パート通しで本番試験のように解けること。
特にまだ一度もTOEICの本番試験を受けたことがない人は、是非Rep∞tを使って無料でTOEIC問題にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
TOEIC試験のイメージを体感することが出来ますよ。
②試験でリーディングセクションを時間内に解き終えられない人
TOEICのリーディングセクションでは、約75分間内に100問の問題を解く必要があります。
一方で、多くのTOEIC学習者が「リーディングセクションの問題を時間内に全て解き終えることが出来ない」という課題を抱えています。
時間内に問題を最後まで解き終えられない結果、問題を多く取りこぼすこととなり、すると当然ながら解くことが出来なかった問題の分だけスコアは下がってしまいます。
TOEICのリーディングセクションを攻略するには、各パート(パート5〜7)の時間配分が鍵となります。
具体的には、パート5・6をそれぞれ8〜10分以内には解き終え、最も時間を要するパート7に出来るだけ多く時間を残すようにしなければなりません。
Rep∞tにはタイマー設定機能がついており、リーディングセクションにおける各パートの制限時間を自分で決めることが出来ます。
まずはパート5・6を解くスピードを上げることが大切ですから、問題演習を行う際はパートごとにタイマー設定をして解くことをおすすめします。
時間配分の感覚を身に付けつつ、目標時間内に素早く解き進める力を鍛えていきましょう。
Rep∞tをおすすめしない人の特徴
一方で、Rep∞tを使った学習をおすすめしない人の特徴としては、「紙ベースで問題を解きたい人」くらいでしょう。
Rep∞tはスマホアプリなので、当然ながら画面上でTOEIC模試問題を解くことになります。
スマホで模試問題を解けるメリットは沢山ある一方で、実際のTOEIC試験がペーパーベースである以上、やはり紙ベースで模試問題を解きたいという人もいるのではないかと思います。
普段の自宅学習では紙の教材を使って学習をし、出先や通勤時間などの隙間時間ではRep∞tを使ってスマホで学習するという風に、臨機応変に使い分けるのも良いかもしれませんね。
Rep∞tの使い方・操作方法を写真付きでかんたんに紹介!
ここからは、Rep∞tの基本的な使い方・操作方法を画像付きでかんたんに説明していきます。
アプリをダウンロードするとまず、タイトルページが表示されるので「スタート」を押します。
TOEICを受けたことがある方はスコアを入力します。
受けたことが無い方は「0」を入力しましょう。
「入力完了」を押して次へ進みます。
次に、Rep∞tの使い方などの説明が表示されます。
「模試別演習スタート」を押すと、模試問題を開始する画面に進みます。
画面上の「START」を押すと、リスニングセクション開始となります。
パート1から順に音声が流れていくので、音声を聴きながら順番に問題を解いていきましょう。
正しいと思う選択肢を押したら、画面を下へスクロールして次の問題へ進みます。
パート1の問題が最後まで流れ終わると、そのままパート2の問題音声が流れ始めます。
「PART2」と書いてあるタブをタップすると、パート2の解答画面に移行することが出来ます。
パート2が終了したら、続いてパート3、4も同様に解いていきます。
パート4の問題音声が最後まで流れたら、リスニングセクションは終了となり、リーディングセクションの画面に切り替わります。
再び画面上の「START」をタップして問題を解き進めていきましょう。
パート7の最下部にある「模試を終了する」をタップし、「OK」を押すと問題解答が終了します。
模試結果が表示され、正解数と予想スコア、問題の正誤を確認することが出来ます。
問題をタップすることで解説確認が可能。
リスニング問題の解説では、音声を再生して聞き直すことが出来ます。
不正解だった問題は、必ず解説をよく確認するようにしましょう。
Rep∞tでの学習効果を高めるおすすめの使い方
演習問題を解いていると、時には「自信がないけど多分これかな」「分からないからここは勘で選ぼう」という風に、勘で問題を解くこともありますよね。
TOEICの解答方式はマーク式なので、勘で解いても1/4(問題によっては1/3)の確率で正解します。
しかし、たとえ勘で解いた結果が正解だったとしても、問題を解く実力があるとは言えず、次に同様の問題が出題された時に正解できるとは限りません。
Rep∞tでは、自信がない問題や勘で解いた問題をあとからチェックできるように、各問題に「勘アイコン」が設置されています。
選択肢ボタンの真下にある顔のマークが、勘アイコンになります。
演習問題を解きながら、自信を持って解答できない問題には勘アイコンを押しておくようにしましょう。
勘アイコンをつけた問題は、あとからまとめて確認することが可能です。
勘で解いた結果が正解だった問題についても、念のため解説をチェックして、正解の根拠をきちんと理解することを推奨します。
そうすることで、より着実に力をつけていくことが可能となります。
Rep∞tの運営元情報
Rep∞tの運営は、以前は株式会社リンクスジップが行っていたようですが、現在はiOSアプリ開発者のYujiro Haradaさんが運営者となっています。
まとめ
ここまで、TOEIC学習アプリRep∞tの評判・使い方、Rep∞tで学習効率よく学習するコツなどをご紹介してきました。
是非Rep∞tをダウンロードして試しに使ってみてはいかがでしょうか。
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