【アプリ】キクタン600の評価・使い方は?英単語アプリとしては優秀

名称 キクタンTOEIC(R) Test Score 600
URL 公式サイトへ
運営 株式会社アルク
料金 730円

「キクタン」は、「イード・アワード2012 英語教材顧客満足度」の総合満足度【優秀賞】に選ばれたベストセラー単語学習書。

その単語学習書をベースとしたiPhoneアプリが登場しました!

「キクタン」アプリでは、各学習書に収録された全単語を「フィルタリング学習法」で効率的にマスターでき、学習書に付属するCDと同様に、リズムに合わせて英単語が練習できる「チャンツ音声」も収録されています。

自分のレベルに合った「キクタン」アプリをダウンロードし、早速TOEICの学習に取りかかりましょう♪

口コミ・評判

総評 84/100点

「キクタン」アプリは色々な種類がありますが、今回ご紹介していくのは、「キクタンTOEIC(R) Test Score 600」。

「キクタンTOEIC(R) Test Score 600」は、アルクの単語学習書「キクタンTOEIC(R) Test Score 600」に掲載されている1,120語を収録。「フィルタリング学習法」で効率良く学習できるiPhoneやiPod touch向けに作られたアプリです。

公式問題集や競合商品を徹底的に分析し、スコア600点を突破するために必要な単語や語彙のみをセレクトしています。

TOEICの試験に必要な英単語のみを厳選しているので、TOEICの英単語対策には心強いアプリだと評判です。

 

リスニング 14/20点

「キクタン」は、聞いて覚えることがテーマの単語帳アプリ。単語と例文には全て音声が付いてくるので、目と耳の両方で単語を覚えることができます。

TOEICのリスニングセクションをどんどんクリアしていくためには、リスニング以前に、重要な英単語や基本的な文法、言い回しを知っていることは、もちろん重要です。

しかし、TOEICのリスニングセクションに出てくる「写真描画問題」「応答問題」「会話問題」「説明文問題」の対策となると、どうでしょうか。

やはり、「キクタン」だけでは足りません

リスニングセクションには、英単語のみならず、パートごとの問題の解き方を知り、タイムマネジメント能力などを養う必要があります。

英単語を聞き、覚えることだけに集中できるという点では、シンプルで非常に良いのですが、TOEICのリスニングセクションを攻略するには、他のアプリや参考書を併用する必要がありそうです。

 

リーディング 14/20点

リーディングにおいても、先ほどのリスニングで書いたことと同様のことが言えます。

TOEICのリーディングセクションで出題される「短文穴埋め問題」「長文穴埋め問題」「読解問題」の対策としては、単語やフレーズ以外の点においては、やはり物足りません

しかし、安心して下さい!

TOEICのリーディングセクションに必要な精読力は、スタディサプリTOEICなどで補うことは可能ですから、大丈夫ですよ♪

本アプリは、TOEICの英単語学習のみと割り切って活用するのがおすすめです。

 

単語・文法 20/20点

通勤や通学中のスキマ時間にサクッと学習できるTOEICの英単語アプリとしては本当に優秀と言えます。

書籍の「キクタン」シリーズは、単語を「聞いて覚える」というコンセプトが支持され続けているシリーズ累計200万部を突破した人気の単語学習書。もちろん、「キクタン」アプリでも、聞いて覚えるという仕掛けが満載です♪

アプリに収録されている語彙は、TOEICで実際に話されたり書かれたりした膨大な言葉を収集した「言語テキスト・データベース」を分析することにより、600点を突破するためにセレクトされた必須のものばかり。

市販されている公式問題集や競合商品まで分析されているようなので、信頼感は抜群ですね!

レベル的には、「キクタンTOEIC(R) Test Score 600」は、英検3級・TOEIC 350点~と言われていますので、それほど難しくはありません。ひとつ上の「キクタンTOEIC(R) Test Score 800」は、英検2級・TOEIC 600点程度~になります。

以下は、このアプリの使い方の流れです。

⑴ チェック

まずは、自分が「知っている」単語と「知らない」単語を「フィルタリング」します。

⑵ 詳細学習

知らない単語とフィルタリングしたものに絞って、学習を進めていきます。語義・関連語・派生語なども、フレーズや例文などで一緒に確認していきましょう。ここでは、書籍には収録されていない例文音声も聞くことができますよ♪

⑶ テスト

⑵で学習した単語を3択問題でテストしていきます。

⑷ 復習

これまで学習してきた単語の中で、間違えたものをまとめて学習していきます。

「知らない」と仕分けられた単語は、何と忘却曲線にしたがって再出題される仕組み。【1日後】【3日後】【7日後】の忘れやすい時期に自動的に再学習するプログラムを利用して、記憶を定着させていきましょう。

まさに、人間の記憶のメカニズムを知り尽くしたアプリですね!

 

アプリの使いやすさ 18/20点

アプリはとてもシンプルで、操作性なども特に問題ありません。片手間に動かせるのが、いいですね。

先ほども書いた「チェック」→「詳細学習」→「テスト」という黄金サイクルが、とても素晴らしいシステムです。

学習に限らず、自分の苦手な分野は多くの人が後回しにしようとしますが、このアプリはそうはさせてくれませんよ(笑)

なかなか記憶にとどまりにくい苦手な単語や「知らない」単語のみを絞り込み、その単語だけを重点的に学習させてくれます。

「たまにアプリが落ちる」というクチコミもありましたが、随時アップデートがあり、改善されているようなので、それほど気にするほどでもありません。

 

料金 18/20点

「キクタンTOEIC(R) Test Score 600」の料金は、現在730円。

書籍や問題集を購入することに比べたら格安。しかし、100円~500円ほどで購入できる競合アプリも多数出回っています。

欲を言えば、あと200~300円安ければ嬉しいなぁという感じです。

今後もTOEICを受験し続ける予定がある人、さらなる上のスコアを目指している人には、お得な「キクタンTOEIC(R)TEST 【600+800+990】3アプリセット」(1,400円)をおすすめします♪

 

まとめ

繰り返しになりますが、「キクタン」は、TOEICの英単語学習アプリとしては非常に優秀です。

このアプリは、まるで専属教師に教えられているかのような分析機能が大きなウリ。ただ問題を行うだけのアプリや問題集と決定的に違う点は、「できない部分だけを調査して学習させてくれる」というところ。

TOEIC試験対策全体で見た場合、少々頼りない部分もありますが、TOEICの英単語力を確実にアップさせてくれる強力なパートナーとなってくれるのは間違いなさそうです。

※総合的にTOEIC対策するならスタディサプリTOEICは定評あり。